私は、独自のイナカモン判別法を持っている。
残念ながら、誰も同意してくれず、
私が力説すればするほど、鼻で笑われている。
その判別法とは、
歩き方にある。
人は歩くとき、荷物を持っているなどを除き、手を振って歩く。
雑踏の中では、後を歩いている人に手がぶつかってしまう。
前は自分の目があるから手の振り方を加減できるが、
うしろは見えないから 混雑時には うしろの人に手がぶつかってしまう。
何度も人にぶつかると、段々、手をうしろに振らなくなる。
ここである。私のイナカモン判別法は。
雑踏の無い
イナカモンは、手をうしろに大きく振る
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